データサイエンティストとデータアナリストの必要スキル、年収、将来性の違いは?

データサイエンティストとデータアナリストってどう違うの?年収や将来性の違いも知りたい。

データサイエンティストやデータアナリスト、データエンジニア、AIエンジニアなどDX関連の様々な職種が出てきていますね。

中でも、データサイエンティストとデータアナリストは、非常に似ている職種であるため、その違いを明確に理解している人は少ないでしょう。

そこで、当記事では、事業会社におけるDX推進の現場を知る立場から、両者の違いを初心者の方にも易しくお伝えしていきます。

年収や将来性の違いなど、DX推進の現場にいるからこその知見を元にしっかり解説します。

また、未経験からデータサイエンティストやデータアナリストを目指せるおすすめスクールの紹介もありますので、是非最後までお読みください。

【記事を書いた人】

☑️ 事業会社にてDX推進兼DX人材育成を担当3年以上

☑️ JDLA G検定E資格を取得済

☑️ DX検定にてDXプロフェッショナルに認定

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データサイエンティストとデータアナリストの違い

スキルの違い

最初に身も蓋もないことを言いますが、こういった人材像や職種の定義というのは、業界や業種、会社によって異なります。

従って、絶対的な回答は存在しません。

しかし、それが結論だと本記事の意味がなくなってしまいますので、私なりの考えをもとに「大まかにこういう所が違う」ということをお伝えしていきます。

重要なのは、それらを理解の上あなたのキャリアに活かすことです。

是非あなたのキャリアにマッチしそうな方を見つけて、次のアクションに繋げてください。

前置きが長くなりましたが、それでは、定義の違いの話に入っていきましょう。

実は、データサイエンティストとデータアナリストは、どちらもデータを活用してビジネス課題を解決するという意味でほぼ同じゴールを目指す職種と言って良いです。

違うのは、求められるスキルの幅や、重視されるスキルです。

データサイエンティスト協会が定義している必要スキルをベースに違いを見ていきましょう。

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データサイエンティスト協会HPより引用

以下、データサイエンティスト協会のスキルカテゴリをベースに、私の独断と偏見で必要スキル例をリスト化、各人材像とマッピングしたものです。

データサイエンティスト/データアナリストのスキルの違いイメージ

◎:特に求められる ○:求められる △:あれば望ましい

カテゴリ スキル例 データサイエンティスト データアナリスト
データサイエンス力 プログラミング(Python,R等)
機械学習・ディープラーニング
統計学
データエンジニアリング力 データ可視化・BIツール活用
インフラ(特にクラウド基盤)
セキュリティ
ビジネス力 ビジネスドメイン知識
ビジネスアナリシス
プロジェクトマネジメント

この表では、以下が伝われば幸いです。
・どちらも共通的なスキルが求められる
データサイエンティストは網羅的に一定以上のスキルが求められる
データアナリストは、データサイエンティストの必要スキルの中でもビジネス系のスキルが重視される

年収の違い

次に年収の違いを見ていきましょう。

データサイエンティスト

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求人ボックスより引用

データアナリスト

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求人ボックスより引用

全職種の平均年収が436万円と言われていますので、どちらもかなりの高年収と言えます。

二つの平均年収の差は、26万円ということで月額にすると2万円程度となりますので、正直ほとんど変わらないですね。

将来性の違い

私の結論からお伝えすると、どちらも将来性は高いと考えています。

理由は、両者のゴールであるビジネス課題解決は普遍的な価値であり、人間が仕事をする限りなくならないものだからです。

今後、データサイエンス・データアナリシスに関わる業務・作業は大幅に自動化されていきます。

特に顕著なのはAIモデリングやプログラミング等の実装の領域です。

AutoMLと呼ばれる自動化ツールによって、既にプログラミングをほとんど書かなくても、WEB上のシステムを操作しながらAIモデルを構築することが可能です。

これらの傾向は、特にビジネス寄りのスキルが重視されるデータアナリストには良いニュースでしょう。

しかし、敢えて言うなら、今後はデータサイエンティストもデータアナリストも言い方の違いだけで、同じ人材と扱われるようになると私は考えています。

実際に、データサイエンティストとデータアナリストを同じ求人で募集しているものも複数見つけられます。

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dodaより引用

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dodaより引用

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dodaより引用

データサイエンティストに関してもっと詳しく解説している記事を作成していますので、こちらも参考にしてください。

これから目指すなら

前述の通り、私は最終的にはデータサイエンティストもデータアナリストも同じ人材(データサイエンスを活用してビジネス課題解決する人)になると考えています。

従って、現時点でより網羅的なスキルが求められるデータサイエンティストを目指すのが得策でしょう。

今から学びたいと言う方は、是非以下の記事もお読みいただければ幸いです。

まとめ

最後に本記事のまとめで締めたいと思います。

☑️ データサイエンティストとデータアナリストはどちらもデータを活用してビジネス課題を解決する人材。

☑️ 両者のスキルはほぼ共通であるが、データサイエンティストの方がより網羅的、データアナリストはビジネス系スキルを重視する。

☑️ 年収はどちらも高くかつ同等。(平均年収700万円弱)

☑️ 将来性もどちらも高いが、今後はどちらも同じ人材になるだろう。

☑️ これから目指すなら、より網羅的なスキルを習得できるデータサイエンティストがおすすめ。

今回は以上となります。

最後までお読みいただきありがとうございました!