AI未経験から、E資格を受験したい。
自分に合うおすすめのJDLA認定プログラムはどれ?
この記事にたどり着いた方はお分かりだと思いますが、E資格を受験するには、JDLA認定プログラムを修了しないといけません。
しかし、当該プログラムもたくさんあり過ぎてどれを選べば良いか悩ましいですよね。
直感だけで選ぶのもリスキーですし、全てのスクールについて調べるのも非常に手間が掛かります。
そこで当記事では、E資格ホルダーである私が多数のJDLA認定プログラムの中からおすすめ講座を厳選、それぞれの講座の特徴や違いを整理してお伝えします。
さらに、各講座がどんな人にオススメなのかも解説します。
もし、当記事を読まずに決めてしまったら「こんなはずじゃなかった」となってしまう可能性もあります。
是非最後まで読んで悔いのないE資格講座選びにつなげてくださいね。
☑️ AI実務未経験からE資格取得を目指している人
☑️ JDLA認定プログラム選びに悩んでいる人
【記事を書いた人】
☑️ 事業会社にてDX推進兼DX人材育成経験 約3年
☑️ AI資格の代表であるJDLA G検定・E資格を取得済
☑️ DX検定にてDXプロフェッショナルに認定
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E資格の概要
まず「E資格とは」についておさらいしていきましょう。
「もう知ってる!」という場合は読み飛ばしてくださいね。
E資格とは
E資格は、日本ディープラーニング協会が主催する資格試験の一つであり、以下のように定義されています。
ディープラーニングの理論を理解し、適切な手法を選択して実装する能力や知識を有しているかを認定する。
日本ディープラーニング協会HPより引用
ディープラーニングの理論を理解するだけでなく、実装する能力を有することを認定するものです。
初見の人は「E資格を取得=何某かのAIを作れるスキルを持つ」と、ざっくり理解してください。
受験要項
次に、E資格の受験要項を見ていきましょう。
日本ディープラーニング協会HPより引用
こちらに記載の通り、E資格の受験にはJDLA認定プログラムの修了が必須です。
選定スクール
今回は、E資格取得者でもある私の目から、受講検討の上で重要となる以下項目(のいずれか)に強みや特徴のある3講座※を厳選しました。
☑️ 受講期間
☑️ 試験対策
※AI初学者を対象とした講座
◎:優位、○:やや優位、△:やや劣位
✖️:劣位、□:目的により変動
スクール | 講座 | 費用(税込) | 受講期間 | 試験対策の充実度 |
---|---|---|---|---|
AIジョブカレ | ・ Python/数学講座 ・ 機械学習講座 ・ ディープラーニング講座 |
○ 112,411円 ※給付金利用の場合 |
□ 12ヶ月 |
△ JDLA例題配布 合格率77% |
AVILEN | 全人類がわかるE資格コース +基礎講座セット |
△ |
□ 8ヶ月 |
○ 760問の試験対策 合格率93.6% |
Aidemy | E資格対策講座 |
◎ |
□ 3ヶ月 |
◎ 合格保証付き |
次のパートから一つずつ特徴や他との違いを見ていきましょう。
AIジョブカレ
概要
※2022年6月時点の情報を元に作成しています。最新情報は公式サイトおよび説明会にてご確認ください。
項目 | 内容 |
---|---|
運営会社 | エッジテクノロジー株式会社 |
講座名 | ・ Python・数学講座 ・ 機械学習講座 ・ ディープラーニング講座 |
受講形式 | オンラインライブ受講 + 動画受講 + チャットQA |
費用(税込) | 272,448円 ⇨ 112,411円 ※給付金利用の場合 |
受講期間 | 12ヶ月 |
試験対策の充実度 | JDLA例題配布あり 合格率77% |
その他優位点 |
講師が全員著名なAI実務家 |
口コミ・評判 |
特徴
☑️ 給付金利用で、最安で受験資格を獲得可能
☑️ じっくり学習を進められる学習期間
☑️ 講師は全員AIの実務家
業界最安の価格で講座を提供
AIジョブカレの講座を受講して、E資格の受験資格を得るためには以下講座を修了する必要があります。
②機械学習講座
③ディープラーニング講座
これらの内、②③は「専門実践教育給付金」の対象となっており、受講費用の最大70%の補助を受けることが可能です。
従って、給付金を活用することでかなり費用を抑えて(最安)受講が可能となります。
講座 | 期間 | 形式 | 正規費用 | 補助金対象 | 補助金活用後 |
---|---|---|---|---|---|
①Python+数学講座 | 3ヶ月 | ライブ配信 | ¥43,824 | ー | ¥43,824 |
②機械学習講座 | 4ヶ月 | ライブ配信 | ¥105,600 | ○ | ¥31,680 |
③ディープラーニング講座 | 5ヶ月 | ライブ配信 | ¥123,024 | ○ | ¥36,907 |
合計 | ¥112,411 |
給付金の受給条件
気になる給付金の条件ですが、ざっくりお伝えすると以下の通りです。
☑️ コースを最後まで修了すること
☑️ 修了後一年以内に企業に雇用されて働いていること
これを見ていただくと、ほとんどの方が給付対象になりそうですよね。
但し、かなりざっくりしていますので、詳細はこちらをご確認の上、ハローワークにもご確認ください。
じっくり学習を進められる学習期間
AIジョブカレでは上記のように講座が複数に分かれており、それぞれの講座全てを受講すると合計約12ヶ月となります。
主業務の方が多忙である場合など、じっくりと学習を進めたい人にとっては良い選択肢となるでしょう。
講師は全員AI実務家
しかも、AI界隈では非常に著名な方達ばかりで、講義中には理論的な内容はもちろん、実践的な内容もかなり突っ込んで解説してくれます。
ちなみに、私はAIジョブカレで受講しました。
前述の最安の費用・じっくり学習できる期間が私に合うと思ったからです。
AVILEN
概要
※2022年6月時点の情報を元に作成しています。最新情報は公式サイトにてご確認ください。
項目 | 内容 |
---|---|
運営会社 | 株式会社AVILEN |
講座名 | 全人類がわかるE資格コース + 基礎講座セット |
受講形式 | 完全オンライン学習 + チャットQAサポート + メンタリングサポート |
費用(税込) | ⇨171,600円(2022年6月末まで) |
受講期間 | 8ヶ月 |
試験対策の充実度 | 直近3期の合格率90.4% 760問の試験対策演習 |
圧倒的なE資格合格率
AVILENの講座の最大の特徴は、その合格率の高さです。
直近3期での平均合格率が90%を超えており、他社を圧倒しています。
AVILEN公式HPより引用
期間も8ヶ月で比較的長い方になりますので、じっくり学習して確実にE資格合格したい人に向いていると言えるでしょう。
Aidemy
概要
※2022年6月時点の情報を元に作成しています。最新情報は公式サイトにてご確認ください。
項目 | 内容 |
---|---|
運営会社 | 株式会社アイデミー |
講座名 | E資格対策講座 |
受講形式 | Eラーニング + チャットQA + メンタリングサポート |
費用(税込) | 327,800円 ⇨98,340円 ※給付金利用の場合 |
受講期間 | 3ヶ月 |
試験対策の充実度 | 合格保証付き |
その他優位点 | 専属メンターによるマンツーマンサポートあり |
口コミ・評判 | Aidemyの口コミ・評判・他社比較 |
特徴
☑️ E資格コースでは合格保証付き
☑️ 専属メンターによるマンツーマンサポート
☑️ 給付金利用によって最安に
E資格対策講座では合格保証付き
AidemyのE資格コースではAI系プログラミングスクールで唯一のE資格の合格保証があります。
Aidemy公式HP E資格コースページより引用
E資格を絶対合格したい!という人には心強い味方になると思います。
しかし、3ヶ月でE資格合格レベルに到達するには相当集中的に学習する覚悟が必要です。
私は、約1年程度かけてゆっくり学習しましたので。
ちなみに公式HPのFAQにこのような掲載がありました。Aidemy自らハードであることを明言されていますね。
Aidemy公式HP E資格コースページより引用
専属講師によるサポート
Aidemyでは、専属講師がマンツーマンでサポートしてくれます。
チャットによるQAは勿論、添削課題や成果物を講師自らレビューを行なってくれます。
レビュー対象には勿論コードも含まれていますので、より実践に近い形で学習を進めることが可能です。
Aidemy公式HPより引用
給付金利用によって最安に
2021年10月より、アイデミーのE資格対策講座も給付金対象となりました。
これにより、アイデミーが実質の最安価格(給付金利用で98,340円)となっております。
充実のメンターサポートと合格保証までついて価格が10万円を切ってくるとなると、もはや無敵と言えるかもしれません。
おすすめ講座まとめ
ここまで、お読みいただきありがとうございます。
どうでしょうか?皆さんに合う講座は見つかりましたか?
ここでは、比較表の再掲と改めて各講座がどのような人におすすめなのかお伝えしていきます。
比較表(再掲)
◎:優位、○:やや優位、△:やや劣位
✖️:劣位、□:目的によって変動
スクール | 講座 | 費用(税込) | 受講期間 | 試験対策の充実度 |
---|---|---|---|---|
AIジョブカレ | ・ Python/数学講座 ・ 機械学習講座 ・ ディープラーニング講座 |
○ 112,411円 ※給付金利用の場合 |
□ 12ヶ月 |
△ JDLA例題配布 合格率77% |
AVILEN | 全人類がわかるE資格コース +基礎講座セット |
△ |
□ 8ヶ月 |
○ 760問の試験対策 合格率93.6% |
Aidemy | E資格対策講座 |
◎ |
□ 3ヶ月 |
◎ 合格保証付き |
おすすめ講座まとめ
各講座を「重視したいポイント」毎に✖️〜◎で整理しました。
講座 | 費用を抑えたい | 短期集中で学習したい | じっくり長期で学習したい | 確実に合格したい |
---|---|---|---|---|
AIジョブカレ | ○ | ✖️ | ◎ | △ |
AVILEN | △ | △ | ○ | ○ |
Aidemy | ◎ | ○ | ✖️ | ◎ |
以上より、各スクールのおすすめの人はこのようになります!
あなたのE資格対策講座の検討に役立てて頂ければ幸いです。
E資格取得の意義
自分に合いそうな講座が分かってきたけど、そもそもE資格ってここまで費用かけて取得する意味あるのかな?少し不安になってきた・・・
勿論、E資格の取得だけを目的にしてしまうと、本末転倒になってしまうでしょう。
しかし、E資格取得を通じて学んだ内容や得られたスキルは財産となりますし、それを元にキャリアを積んでいくことには非常に大きな意義があります。
E資格歓迎の求人
現在では、E資格を歓迎条件として高年収の求人もいくつか出てきています。
☑️ 年収 700~1200万の求人
DODAより引用
☑️ 年収 600~1000万の求人
DODAより引用
AIエンジニアの年収
さらに、AIエンジニアとしてキャリアを積んでいくことで、あなたの今後の年収アップも大いに期待できるでしょう。
①AIエンジニアの平均年収 | 599万円 |
②全職種の平均年収 | 436万円 |
① – ② | 163万円 |
E資格を取得し、AIエンジニアとしてキャリアを積んだあなたの年収を163万円アップできるのであれば講座の受講費用を払っても大きなお釣りが返ってくる計算になります。
では、実際のAIエンジニアの求人例をもっと見ていきましょう。
DODAより引用
DODAより引用
DODAより引用
いずれもかなりの高年収ですね。
全ての企業でここまで高年収という訳ではありませんが、実力次第でこのレベルを目指せるということが分かるだけでもモチベーションが上がりますよね。
AIエンジニアの需要
理由は以下の通り、人材不足が続き2030年には約12万人不足(平均的なAI需要の伸び)すると予想されているからです。
IT人材需給に関する調査より引用
以上より、現在AIエンジニアを目指そうと検討している皆さんは非常に賢明であり、そのまま継続できたなら今後のキャリアアップを約束されたと言っても過言ではないでしょう。
まずはE資格取得を目指して、是非新たな一歩を踏み出して頂ければと思います。
念の為、各E資格講座のおすすめな人を再掲しておきます。あなたに合う講座を是非選んでください。
今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。