侍エンジニアプラスを現役エンジニアが辛口評価【本家との比較あり】

侍エンジニアの定額サブスクサービスSAMURAI ENGINEER PLUS+って実際どうなの?本家SAMURAI ENGINEERとの違いも知りたい。

SAMURAI ENGINEER PLUS+(以下PLUS+)の公式HPを見て、その安価な価格設定(月額3,278円)と今までにないサービス設計に魅力を感じている人も多いのではないでしょうか。

しかし、安価なサービスならではの向き・不向きというものが存在します。

当記事では、PLUS+のメリット・デメリットを整理の上、向いている人・向いていない人についてお伝えします。

また、スクール本家であるSAMURAI ENGINEERとの違いについても併せて整理していますので、こちらも参考にして頂けると思います。

今回は、現役SEである私自身がPLUS+を実際に使ってみた上での評価も踏まえております。

是非最後までお読みいただき、皆さんの検討にお役立てください。

【記事を書いた人】

☑️ 文系・未経験からプログラマーとしてキャリアをスタート

☑️ 現在は、IT経験15年以上の現役社内SE

☑️ 高度IT資格であるシステムアーキテクト、プロジェクトマネージャなど多数保持

プロフィール詳細はこちら

【先に結論】PLUS+に向いている人・向いていない人

時間のない人はここだけでも読んでいってください。

SAMURAI ENGINEER PLUS+ が「向いている人」「向いていない人」はこちらです。

☑️ 基本は独学で学習を進めたいが、要所要所でサポートは欲しい
☑️ 自分を律しながら長期的に学習を継続できる
☑️ すぐのエンジニア転職を考えている訳ではない(長期的に検討)
☑️ 短期間でプログラミングを習得・自作アプリを開発の上、エンジニア転職を目指している

このようになった根拠をこの後に掲載していますので、興味ある人は続きもお読みください。

PLUS+の概要

※2021年8月時点の情報を元に作成しています。最新情報は公式サイトにてご確認ください。

項目 内容
運営会社 株式会社SAMURAI
サービス名 SAMURAI ENGINEER PLUS+(サムライエンジニアプラス)
受講形式 ☑️ オンライン完結の自学習形式
☑️ QAサポート
☑️ 月一回のマンツーマンレッスン
学べる内容

【カリキュラム】
☑️ WEBデザイン(レスポンシブWEBデザイン、Photoshop、AdobeXD、HTML/CSS、JavaScript、Bootstrap)
☑️ WEB制作(HTML /CSS、JavaScript、PHP、Word Press、Bootstrap)
☑️ WEBアプリ開発(Cloud9、JavaScript、Ruby、Ruby on Rails、HTML/CSS、PHP、Laravel)
【個別教材】
☑️ 初学者向けイントロダクション(ITリテラシー、プログラミング前提知識など)
☑️ 個別システム開発教材(上記カリキュラムの内容に加え、Git、SQL、Pythonなど)
☑️ キャリア支援教材(案件獲得の為の前提知識、エンジニアの採用市場、オリジナルアプリ企画など)
費用(税込) 月額3,278円
年齢制限 特になし
転職サポート なし(QAサポートやレッスン内でのキャリア相談は可)

今なら1ヶ月間の無料体験が可能です。 /

PLUS+のメリット

まず、PLUS+の特徴は、プログラミング学習における「独学」と「スクール」の良いとこ取りをしている所にあります。

しかし実際は、より安価にする為に独学の方に寄せていると言えます。

従って、

独学のメリットを保ちながら、スクールのメリットを一部加えたサービス

と言えるでしょう。

独学・スクールには以下のようなメリット・デメリットがあり、これまでは受講者の優先事項に従ってどちらかを選択するしかありませんでした。

分類 メリット デメリット
独学 費用を抑えられる
マイペースで学習できる
分からない所をきける人がいない
モチベーションが続かなく挫折しやすい
スクール 分からない所をきける
モチベーション維持の為のサポート
費用が高い
受講期限が決まっている

しかし、PLUS+では、上記の独学・スクール両方のメリットを享受できるという画期的なサービスになっています。

では、具体的にPLUS+のメリットとそれを実現する為のて提供サービスを見ていきましょう。

一般論 PLUS+のメリット 提供サービス
独学のメリット
費用を抑えられる 月額3,278円で入会金も不要
マイペースで学習可能 受講期限なし、いつでも解約可
スクールのメリット 分からない所をきける 回数無制限のQAサポート、24時間投稿可能
モチベーション維持の為のサポート 月1回のマンツーマンレッスン

月額3,278円で入会金も不要

他のサブスク型スクールと比較しても圧倒的に安価に提供しています。

スクール/サービス 月額費用(税込)
SAMURAI ENGINEER PLUS+ 3,278円(最安)
本気のパソコン塾 5,280円
CODEGYM Monthly 24,970円〜65,780円
テックパートナーズカレッジ 60,000円

受講期限なし、いつでも解約可

月額サブスク契約となるため、受講期限なしで学習できます。

しかも、最低契約月数の設定もないため合わないと思ったらいつでも解約可能です。

さらに言うと、休会(会員登録を維持しながら利用と支払いを停止)もできます。

回数無制限のQAサポート、24時間投稿可能

現役エンジニアの講師へ回数無制限で質問することが可能です。

また、全てのQAは掲示板上で共有されますので、他受講者のQAを見るだけでも大きな助けになります。

質問は24時間投稿可能、回答は10時〜22時の間で平均30分以内に行われます。

同じキャリキュラムでのQA掲示板は、非常に便利ですね。
私も教材を進める中でエラーが発生して「あれ?」となりましたが他受講者のQAがあったおかげで一瞬で解決できたという場面がありました。

月1回のマンツーマンレッスン

月1回45分のマンツーマンレッスンがサブスク契約内で受講可能です。

講師は勿論現役エンジニアの講師です。

レッスンの方でも、QAサポートと同様に教材・カリキュラム関連だけではないお困りごとの相談の場としても活用可能ですので、幅広い目的で利用できます。

1回8,250円で追加受講も可能ですので、集中的にたくさんレッスンを受けたい場合などに利用するのも良いでしょう。

何やら良いとこずくめのようにも見えますが、もちろんデメリットもあります。
そしてそのデメリットは、本家SAMURAI ENGINEERとの違いを明らかにすることで見えてきます。
次は、本家SAMURAI ENGINEERとの違いを解説していきます。

本家SAMURAI ENGINEERとの違い

SAMURAI ENGINEER PLUS+と本家との違いを整理すると以下のようになります。

比較項目 SAMURAI ENGINEER PLUS+ 本家SAMURAI ENGINEER
※一番人気のエキスパートコースで比較
費用 月額3,278円 598,000円〜1,296,000円
受講期間 無期限 期限あり(3ヶ月、6ヶ月、1年)
レッスン 月一回45分のマンツーマンレッスン 週一回60分のマンツーマンレッスン
カリキュラム 固定の教材・カリキュラム 目的に応じたオーダーメイドカリキュラム
講師 レッスン・QA毎に担当講師が変動 専属講師がレッスン、QA、ポートフォリオ作成まで一貫して支援
キャリアサポート 教材/QA/レッスンの範囲内 専属のキャリアアドバイザーが担当
☑️ PLUS+は費用面で圧倒的に優位だが、学習環境・サポートレベルは本家に遠く及ばない。

SAMURAI ENGINEER PLUS+のデメリット

本家との違いから分かるSAMURAI ENGINEER PLUS+のデメリットをお伝えしていきます。

デメリットも理解しておくことで、期待すべきポイントとそうでないポイントが把握できますので、しっかり押さえておいてくださいね。

【デメリット】
☑️ サポートは最低限
☑️「なあなあ」になる恐れがある

サポートは最低限

非常に安価で提供しているため、当然なのですが、サポートは最低限に留められている印象があります。

特に差があると感じたのは以下の2点です。

☑️ 転職などのキャリアサポート
☑️ 自作アプリ開発のサポート

☑️ 転職などのキャリアサポート

本家の方では専属のキャリアアドバイザーがついてくれ、職務経歴書などの添削や面接対策を行なってくれます。

そして多くのプログラミングスクールでこのようなサポートがあります。

しかし、SAMURAI ENGINEER PLUS+では無いと思っておいた方が良いでしょう。

いくつかの関連教材があるのと、月一回のマンツーマンレッスンで相談も可能ですが、専属キャリアアドバイザーがついてくれる本家と比べると、どうしても効果は限定的でしょう。

☑️ 自作アプリ開発のサポート

キャリアサポートと関連しますが、エンジニア転職の為の自作アプリ開発は、もはや必須となっています。

しかし、現在のSAMURAI ENGINEER PLUS+の教材内容とレッスンの範囲では、未経験者が一から自作アプリを開発するのは正直厳しいと感じました。

これは、私が駆け出しエンジニアだった頃の自分の理解度や技術レベルなどを踏まえて感じたものです。

確かに自作ポートフォリオの作成手順の教材はありますが、この教材と月1回45分のレッスンとQAサポートだけだと、作れたとしてもそれほど高レベルなものを作るのは難しいと考えます。

「なあなあ」になる恐れがある

月額3000円とスクールと比べて非常に安価かつ、受講期限も特に無いため

「今月は仕事が忙しかった」
「別に優先すべきことがあった」

などで、ついついプログラミング学習の優先度を下げてしまうことが考えられます。

それが1ヶ月程度で済めば良いですが、その状態で数ヶ月「なあなあ」で続けてしまう可能性もあります。

従って、自分自身でしっかり目的・目標を決めて自律的に学習継続する必要があります。

どうしてもしばらく学習ができないと言う場合は、必要に応じて休会も検討しましょう。

【結論】PLUS+に向いている人・向いていない人

それではPLUS+のメリット・デメリットのポイントをおさらいした上で、向いていている人をお伝えしていきましょう。

メリット・デメリットおさらい

メリット ☑️ 非常に安価な費用で無期限に受講可能
☑️ 学習継続に必要なサポートがある
デメリット ☑️ 安価で無期限ある分「なあなあ」になってしまう恐れ
☑️ キャリアアップに関するサポートは限定的

向いている人・向いていない人

以上を踏まえると向いている人・向いていない人は以下のようになります!

☑️ 基本は独学でマイペースに学習を進めたいが、要所要所でサポートは欲しい
☑️ 長期的に自分を律しながら学習を継続できる
☑️ すぐのエンジニア転職を考えている訳ではない(長期的に検討)
☑️ 短期間でプログラミングを習得・自作アプリを開発の上、エンジニア転職を目指している

「向いてない」の方に当てはまる方は、本家SAMURAI ENGINEERもしくは他のプログラミングスクールを検討しましょう。

エンジニア転職に定評のあるスクールのリンクを掲載しておきます。

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無料体験はお早めに

ここまでお読み頂き、SAMURAI ENGINEER PLUS+ に少しでも興味のある人は、すぐにでも無料体験をすることをオススメします。

何故なら当サービスは、無料体験が1ヶ月もあるからです。

この無料体験には学習機能の制限も一切ありませんし、月一回利用可能なマンツーマンレッスンも無料で受講可能です。

1ヶ月は、当サービスがあなたに合うかどうか評価するのに十分な期間と言えるでしょう。

もし合わない場合でも、退会は数クリックで簡単に行えることを確認済ですのでその点もご安心ください。

そしてこの無料体験、いつ終わるかも分かりません。

プログラミングスクールのサービス内容は非常に移り変わりが早いですので、この機会に是非ご活用いただければと思います。