テックアカデミーのAI系コースを整理してみた【評判、他社比較あり】

テックアカデミーのAI系コースに興味があるんだど、いろんなコースがあってどれにすれば良いか分からない・・・他社と比べてどうなのかも知りたいな。

テックアカデミーのAI系コースに興味がある皆さん、公式HPを見てそのコースの多さに圧倒されませんでしたか?

特に未経験の方は、どれを受けるべきか迷いますし、良いなと思ってもすぐに申し込むには勇気がいると思います。

また、口コミ・評判を調べたり、他社スクールと比較するのも非常に手間ですよね。

そこで、当記事ではテックアカデミーのAI系コースについて以下の項目をIT経験15年以上の現役SEの知見を元に整理しました。

☑️ 口コミ、評判
☑️ コースの構成・一覧
☑️ 他スクールとの比較

当記事を読めば、テックアカデミーのAI系コースでの受講を検討するのに必要なあらゆる情報が手に入ります。

もし、当記事を読まずに受講開始してしまったら「こんなはずじゃなかった」となってしまう可能性もありますので、是非最後まで読んで頂き、悔いのないプログラミングスクール選びにつなげてくださいね。

【記事を書いた人】

☑️ IT経験15年以上の現役社内SE

☑️ 事業会社のDX推進担当として多数のAI導入プロジェクトを推進中

☑️ 2大AI資格であるG検定・E資格を取得済

プロフィール詳細はこちら

概要

※2021年7月時点の情報を元に作成しています。最新情報は公式サイトにてご確認ください。

運営会社 キラメックス
受講形式 オンライン完結
提供コース ☑️ Pythonコース
☑️ データサイエンスコース
☑️ AIコース
※上記を組み合わせてセットにすることも可能
学習期間 1ヶ月〜6ヶ月
費用(税込) 社会人 :174,900円〜537,900円
学生  :163,900円〜449,900円
※給付金により実質キャッシュバックあり(詳細は後述)
年齢制限 特になし
転職サポート あり
受講者限定で利用可能な転職支援サービス「テックアカデミーキャリア」が利用可能

口コミ・評判

まずは、皆さんの気になる口コミ、評判です。

Twitterにて受講者のリアルな口コミを集めました。

ポジティブ・ネガティブともにありますのでお楽しみに。

ポジティブな評判

☑️ 最終課題が難しいが、パスした際の達成感!

☑️ 全く分からなかったことが分かるように

☑️ メンターのサポートが充実

☑️ 早速仕事で活用している

☑️ 習得したスキルを活かして転職した

ネガティブな評判

☑️ HPのカリキュラムの説明が薄い

☑️4週でAIスキルの習得は厳しい

☑️ 独学できる人にはコスパが悪い

以上の口コミ・評判をまとめると以下のことが言えます。

☑️ 充実したメンターサポートや実務に活かせるなどポジティブな声が多い。

☑️ 但し、 一部のコースには疑問を感じるという声も

提供コース構成

ここでは、テックアカデミーのAI系コースの構成や一覧を整理してお伝えします。

公式サイトでは、複数ページに跨って掲載されていますが、当記事では1記事内で整理して掲載しておりますので、皆さんのコース検討に是非お役立てください。

 

レベル コース 目的 向いている人
初級 Pythonコース Pythonを使って機械学習の基本的なスキルを習得 まずは機械学習の基本を習得したい人
初中級 AIコース Pythonを使って機械学習、ディープラーニングの実践スキルを習得 統計学について一定のスキルを習得済だが、機械学習、ディープラーニングのスキルを補強したい人
初中級 データサイエンスコース Pythonを使って統計学による分析手法を習得 機械学習、ディープラーニングについて一定のスキルを習得済だが、統計学について補強したい人

Pythonコースが初級者向けというのは分かるけど、AIコースとデータサイエンスコースは何が違うの?

AIコースは機械学習、ディープラーニングがメイン、データサイエンスコースは統計学がメインということで、同じPythonを使っても、アプローチが違うんですね。
従って、「既に統計解析を実業務で使われているけど、機械学習、ディープラーニングはこれから」という方にはAIコースが合うということになります。勿論逆も然りです。

機械学習も統計学もどちらも未習得の場合は、Pythonコースからがオススメになるの?

後で紹介するのですが、正直Pythonコース単体での受講はあまりオススメできません。
理由は、テックアカデミーではPythonコースのみ給付金対象にならないからです。

じゃあ、AIコースとデータサイエンスコースとでは、どちらがオススメなの?

ケースバイケースですが、よりトレンドに乗っておりかつ実践的という意味でAIコースの方がオススメです。AIコースでは、一大トレンドとも言えるディープラーニングを活用した画像解析やオリジナルのAI構築を行うことが可能です。

コース一覧

テックアカデミーでは以下のように3コースを期間のパターンによって多く提供していますが、特筆すべきは給付金対象コースの多さです。
ほとんどのコースが給付金を活用できることにより70%のキャッシュバックを受けることが可能です。

単コース

 

コース 期間 給付金対象 費用(税込)
Pythonコース 4週 ¥174,900
8週 ¥229,900
12週 ¥284,900
16週 ¥339,900
AIコース 4週 ¥174,900
8週 ¥229,900
⇨¥68,970
12週 ¥284,900
⇨¥85,470
16週 ¥339,900
⇨¥101,970
データサイエンスコース 4週 ¥174,900
8週 ¥229,900
⇨¥68,970
12週 ¥284,900
⇨¥85,470
16週 ¥339,900
⇨¥101,970

複数コースのセット

コース 期間 給付金対象 費用(税込)
Python
+AIコース

8週 ¥316,800
⇨¥95,040
12週 ¥360,800
⇨¥108,240
16週 ¥404,800
⇨¥121,440
24週 ¥503,800
⇨¥151,140
Python
+データサイエンスコース

8週 ¥316,800
⇨¥95,040
12週 ¥360,800
⇨¥108,240
16週 ¥404,800
⇨¥121,440
24週 ¥503,800
⇨¥151,140

Python
+AI
+データサイエンスコース

24週 ¥537,900
⇨¥161,370

セットとか期間とかさらに選択肢が増えて、どれにしたら良いかまた分からなくなってきた・・・

私のオススメは、Python+AIコースの16週です。
理由は、習得確度とコスパの高さです。
習得確度の観点では、8週でPythonや機械学習などを一通り習得するのは厳しいです。
一方12週ならまだ可能とも考えられるのですが、16週との費用差が1万円程度となりますので、そうであれば16週の方がコスパが高いと考えました。

給付金の受給条件

気になる給付金の条件ですが、ざっくりお伝えすると以下の通りです。

☑️ 同じ会社で働いていた期間が2年以上あること(給付金初申請の場合)

☑️ 受講1ヶ月前までにハローワークへ書類を提出すること


☑️ きちんとコースを修了すること


☑️ 修了後一年以内に企業に雇用されて働いていること

これを見ていただくと、ほとんどの方が給付対象になりそうですよね。

但し、かなりざっくりしていますので、詳細はコチラを確認の上、最寄りのハローワークにもご確認ください。

他社比較

評判もそれなりにあって、給付金の適応範囲が広いということも分かったけど、他スクールと比べるとどうなの?

それではテックアカデミーと他のAI系プログラミングスクールの違いを見ていきましょう。

なるべく条件を揃える為、類似した内容を学べるコースを選んで整理しました。

(他スクールでは網羅的に学習するものが多いため、それに合わせてフルセットのコースで比較・整理しました)

☑️比較対象

プログラミングスクール コース内容 スクールの評判・特徴・他社比較
テックアカデミー Pythonコース+AIコース+データサイエンスコース 当記事
AIジョブカレ Python・数学講座 + 機械学習講座 + ディープラーニング講座 AIジョブカレの評判・特徴
キカガク AI人材育成長期育成コース キカガク長期コースの評判・特徴

☑️比較表

項目 テックアカデミー キカガク AIジョブカレ
対象講座 Pythonコース
+AIコース
+データサイエンスコース
AI人材育成長期コース Python・数学講座
+機械学習講座
+ディープラーニング講座
費用(税込)※補助金給付後 537,900円
161,370円
792,000円
237,600円
340,560円
140,514円※
受講形式
講義
Eラーニング・演習
チャットQA
その他 ○:週2回のメンタリング ○:チーム学習
学習内容
Python,数学
機械/深層学習
簡易AIアプリ作成
AI搭載WEBアプリ作成
E資格対応
学習期間 6ヶ月 6ヶ月 12ヶ月
受講者数 ?:要確認 ◎:45,000名 ○:5000名
転職サポート ○:テックアカデミーキャリア ◎:Dodaと連携 ○:自社で紹介
その他特典 ○:他講座が受け放題

いずれのスクールもはっきりと特徴が出ており、以下のように重視ポイントで合う・合わないが別れると思います。

☑️ 費用を抑えて、メンターによるサポートを重視するならテックアカデミー

☑️ 充実のカリキュラムと転職サポートで確実に転職したいならキカガク

☑️ 費用を抑えて、じっくり学習したいならAIジョブカレ

テックアカデミーAI系コースがオススメの人

ここまでの話を元にテックアカデミーのAI系コースがオススメな人をお伝えしていきたいと思います。

しかし、その前にテックアカデミーでは多数のコースがありますので、オススメのコースをおさらいします。

オススメのコースは前述の通りPython+AIコースの16週です。

理由は、習得確度とコスパの高さでした。

そして、Python+AIコース16週がオススメな人は・・・

機械学習とディープラーニングのPython実装に特化した内容を短期間かつコスパ高く学びたい人

となります。

4ヶ月間、メンターサポート付きで12万円程度(給付金込み)は非常にリーズナブルなお値段と言えるでしょう。

スクールの費用対効果

テックアカデミーがどういうスクールなのか理解が進んできて前向きに検討したいけど、やっぱりまだ10万円以上のお金を掛けるのどうしても躊躇してしまう・・・

10万円以上なんて大金ですので、そのように思われるのは当然だと思います。

しかし、本当にそうでしょうか?

プログラミングスクール等にお金を掛けることは単なる消費ではなく自己投資にあたります。

この自己投資をすることで相応のリターンが返って来るのであれば、決して高い買い物ではないですよね?

実はAIエンジニアの平均年収は、全体の平均年収より大幅に高くなっています。
①AIエンジニアの平均年収599万円             
②全職種の平均年収436万円
① – ②163万円
求人Boxの情報を元に掲載

テックアカデミーを受講・修了し、AIエンジニアになった暁にあなたの年収を163万円アップできるのであれば大きなお釣りが返ってくる計算になります。

では、実際のAIエンジニアの求人例も見てみましょう。

AIエンジニア年収例1

DODAより引用

AIエンジニア年収例2

DODAより引用

AIエンジニア年収例3

DODAより引用

いずれもかなりの高年収ですね。
全ての企業でここまで高年収という訳ではありませんが、実力次第でこのレベルを目指せるということが分かるだけでもモチベーションが上がりますよね。

AIエンジニアの需要

さらに、AIエンジニアは今後も需要が高まり続けると考えられます。

理由は以下の通り、人材不足が続き2030年には約12万人不足(平均的なAI需要の伸び)すると予想されているからです。

AI人材受給ギャップ

IT人材需給に関する調査より引用

以上より、2021年現在でAIエンジニアを目指そうと検討している皆さんは非常に賢明であり、そのまま継続できたなら今後のキャリアアップを約束されたと言っても過言ではないでしょう。

私自身も、今後の需要も踏まえてAIについて学び、E資格の取得も行いました。

まずは無料体験から

ここまで読んで頂き、テックアカデミーのAI系コースに少しでも興味を持った方は無料体験をしてみることをオススメします。

無料体験では、実際のコースと同内容の一部を現役エンジニアとマンツーマンで体験できます。

講座は有料ですが、体験だけであれば完全無料ですので安心してお申し込み頂き、現在の疑問点や不安をきちんとクリアにすることが肝要です。

それでイメージが違う・違和感などがあれば受講を控えれば良いと思います。

まずは、一歩踏み出して行動してみましょう!