【面接体験記】キーエンス社内SEの中途面接で有頂天から大撃沈した話

この記事を見に来られたということは、キーエンスへ転職したいと考えているのではありませんか？

キーエンスは言わずと知れた超優良＆超高年収企業です。

※上記いずれも最新情報2022年3月期

一度はそんな企業で働いてみたいと思ったことのある人は数知れずでしょう。

しかし、タイトルに記載の通り、私は大撃沈しました。

有頂天から大撃沈というのは

という意味です。（詳細は後述）

当記事では、これからキーエンスへの転職を志すあなたのために、私がキーエンス社のキャリア採用面接で体験した内容を余すことなくお伝えしていきます。

私の記事を読めば、キーエンスのリアルなキャリア採用面接の情報が手に入ります。

撃沈した私だからこそお伝えできる教訓もありますので、是非最後までお読みください。

キーエンス 企業概要

キーエンスの転職求人

2022年6月時点、キーエンスでは積極的にキャリア採用を行なっているようです。

ITエンジニア関連では、以下のようなポジションの募集がありました。（公式サイトの採用情報より抜粋）

私が面接を受けた当時は、ソフトウェア関連（技術）に記載の4職種のみでしたが、現在は合計10職種に拡大されています。

特筆すべきはWEBエンジニアや、AIエンジニア、データサイエンティストポジションでの募集が出ていることです。

元々センサーや、顕微鏡などのハード製品のイメージが強かったですが、最近はWEBサービスやデータ分析プラットフォームにも力を入れているようですね。

キーエンス公式HPより引用

これからWEBエンジニアやデータサイエンティストを目指す人も、スキルアップして日本最高年収を誇るキーエンスでバリバリ働くというのも夢ではないかもしれません。

キーエンスへの転職を考えたい方はコチラ（DODAエージェントサービス）

ちなみに、私が応募したポジションは以下です。（現在も、募集しているようです。）

キーエンス公式HPより引用

面接体験記

すみません、やや前置きが長くなりました。

ここから、私の面接体験をお伝えしていきたいと思います。

応募のきっかけ

きっかけは、とある転職エージェントからのスカウトメールでした。

【転職エージェントからのスカウトメール抜粋】

勿論キーエンス社の社内SE求人のことは前々から知っていましたし、丁度転職活動を本格的にしようと考えていたタイミングだった為、これを好機として応募することにしました。

選考フロー

選考のフローは一般的な流れです。

面接は大手企業だと3回行う所も多いですが、2回なのでまだ気が楽でした。

書類選考（結果は割と早い）

エージェント経由で履歴書・職務経歴書を提出し、3日程で通過の連絡がありました。

ちなみに、書類選考自体からは少し話が逸れますが、

超高収益企業なので、効率を求めてエクセル推奨かと思いきや、履歴書は直筆です。

この上なく魂を込めて履歴書を直筆で書いたことを記憶しています。

２時間は掛けましたね（嘘です）

一次面接（通過して有頂天）

転職エージェントから一次面接のお知らせがきます。

しかし、メールの内容を見て驚愕します。

所要時間が4時間？はて・・・そんなお話しすることありますかね？？

実際は、筆記試験：3時間、面接：1時間という内訳です。

いや、筆記試験3時間も長いですよ・・・

筆記試験（3時間）

筆記試験も面接も、会場は大阪本社でした。

これです。前々から一度は入ってみたかったんですよね（笑）

筆記試験は以下２種類あります。履歴書に続き、直筆です。

SPIの内容は通常のものです。

市販のテキスト一周くらいしておけば対策としては十分でしょう。

オリジナル試験は、職種によって内容が大きく異なると思います。

私の応募ポジションは社内SEということで、システム開発に関する知識を問う試験でした。

かなり実務的な問題が多かった印象でしたので、これから同ポジションに応募する方は、普段システム開発・設計で気をつけていること、工夫している点など改めて整理しておくと良いでしょう。

ただ、このオリジナル試験、記述の量がハンパなかったです・・・とにかくめちゃくちゃ疲れました。。

一次面接（１時間）

先の二つの筆記試験でクタクタになったところで一次面接が始まります。

受付の方が面接会場の会議室まで連れて行ってくれました。

面接官は以下の3名でした。

雰囲気は、和やか。

質問内容は、これまでの経験やスキルに関するオーソドックスなものが多かったと記憶しています。

※キーエンス社の新卒採用面接でよく行われていると言われる説得面接のようなものはありませんでした。

いずれも事前に転職エージェントの方に行なって頂いた面接対策での質問に類するものだった為、しっかり答えられました。

最後に「キーエンスでやっていく自信はありますか？」と聞かれ

「あります！（キメ！）」と答えて面接は終了しました。

翌日、通過の連絡を頂きました。

さらに、面接官からの評価についてもフィードバックしてくれました。

概ね以下のようなことが書かれており、エージェントからも「大変高評価頂いております」とのこと。

これを見た私はというと・・・

これは絶対いけた！！！！

ここまで現場社員が評価してくれてるなら、もう最終なんてご挨拶程度なのでは！？

はい、そうです。これが運の尽き。

続く。

最終面接（撃沈）

撃沈した最終面接の話です。

一次面接と同様に、会場は大阪本社です。

試験ではありませんが、アンケートと称した「これまでのキャリア」に関する作文がありました。

勿論これも直筆です。

面接会場（会議室）に入った瞬間に何やらピリピリしたものが伝わる雰囲気でした。

最終は、顔合わせ・ご挨拶だけなんて企業も見かけますが、キーエンスには全く当てはまりません。

しっかり選考ですし、寧ろ一次面接よりはるかに細かい質問が矢継ぎ早に飛んできます。

先ずは人事の部門長の方から。

何やら質問に対する回答だけでなく、私の話し方や視線、仕草の一つ一つを見られているような感覚を覚えました。

そう思うと、余計に脂汗が・・・

次に情報システムの部門長の方から。

あろうことか、一部誤魔化すような回答をしてしまい・・・

ちなみにキーエンスの面接では、特に「誤魔化し」は御法度ですのでこれから受ける方はお気を付けください。

「分からない」「できない」は、はっきりその旨を伝えましょう。

エージェントより結果連絡

数日後、エージェントより電話がありました。

エージェント：「残念ながら今回は・・・」

私：「ですよね。理由は言われてましたか？」

エージェント：「先方からは聞いてません。ただお見送りとだけ・・・」

私：「そうですか。わかりました。ありがとうございます。（ううむ、よほどダメだったらしい・・・）」

という訳で、一次面接で高評価を得たところで、天狗になってからの大撃沈劇でした。

その翌日、並行で選考を進めていた現職からの内定通知を得て、無事転職活動を終わりました。

めでたしめでたし。

【教訓】これからキーエンスを受ける方へ

これまでの内容を元にキーエンスの転職面接を受ける人に、私からの教訓５条をお伝えします。

特に最後の転職エージェントのアドバイスの件。

実は、最終面接がしっかり選考だということは事前にエージェントの方からも言われていました。

しかし、一次で高評価を得たことで舞い上がって天狗になってしまった私は、きちんとした準備・対策を完全に怠っておりました。

キーエンスでの仕事は想像以上にハードと聞きます。

通常の会社の2倍以上忙しく、常に成果を出し続ける必要があると言われており、そのような会社で私が本当に通用するかは微妙だなと思うからです。

（少しはマッタリしたい派なので・・・）

チャレンジ甲斐のある会社であることは間違いありませんので、これから転職を考える方は、キーエンスもその候補の一つに考えてみてはいかがでしょうか？

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今回は以上です。